初めて僕は息をする

重岡くんと小瀧くん

 

私の一番すきなジャニーズグループは、ジャニーズWESTです。

 

ジャニーズに興味のなかった私を、ジャニーズおたくの世界に引きずり込んだのは、ジャニーズWESTでした。

歌の上手なメンバーが多くて、歌番組で生歌パフォーマンスしてくれるところ、よくファンの意見に耳を傾けてくれるところ、どうしたらグループとして成功できるか真剣に考えていることが見ていて分かるところ、バラエティではメンバー全員が盛り上げ役としてファンを楽しませてくれるところ、そして何よりメンバーの仲がよくて、見ていて安心していられるところがとっても好きです。

 

ジャニーズWESTは、もともと7人でデビューするのでは?と言われていたにもかかわらず、デビュー発表当時のメンバーは4人で、グループ名もジャニーズWEST4でした。そこから、実際のデビューまでに3人を追加メンバーに迎え、7人で正式デビューすることができたという、なかなかドラマティックなストーリーを持ち合わせているグループだと思います。デビューしてからしばらくは、衣装やパート割りで4:3の格差があり、キスマイのようになるのでは?と言われていたようですが、いつのまにか、その格差も消えてなくなり、今では序列すらほとんどない平和なグループに見えます。

 

突然ですが、私がジャニーズWESTで一番すきなコンビは、重岡大毅くんと小瀧望くんのこたしげコンビです。こたしげは、デビュー当初の格差時代があったからこそ生まれた、幻のようなシンメだったのではないかなあ。

 

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2015年4月に放送されたゼウス出の新規が語ります。

 

こたしげには、ジュニア時代からのシンメがそれぞれいます。

重岡くんには神山くん。小瀧くんには藤井くん(通称ツインタワー)。今でもファンから人気のあるシンメですが、ジャニーズWESTがデビューしたとき、重岡くんのシンメにいたのは小瀧くんでした。

わたしのよくやる、検索をかけて当時のツイッター2ちゃんねるを振り返るやつ、をやってみたところ、「小瀧のシンメは藤井じゃなくなるの?」とか「重岡と小瀧が一般受けしそうだから、この二人で売り出すのか?」とか…やっぱり疑問の声が多かったように見えました。

今考えると、こたしげシンメの違和感は、好きな小説が実写映画化した途端、キャストの関係で主人公の恋人と脇役の恋人が入れ替わってたような感じなのかな…。それとも、乃木坂46において、白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんがシンメ、といわれたら違和感を感じるのに似ているのかなあ。売り出すためだけに組み合わされたコンビ、みたいな?

でも、ジュニアの頃を知らなかった私は、こたしげのシンメを普通に受け入れていて。

たしかに、7人でのデビューに至るまでを描いた「なにわ侍 ハローTOKYO!!」では、重岡くんが神山くんに「これは二人でかなえる夢や」と言うし、小瀧くんは藤井くんに「望をかなえるには、流れ星が必要なんや」と言うのです。それぞれのシンメの絆が描かれていて、ジュニアのころを知らなかった私でも、ああこういうことかって理解して。

それから、こたしげっていったい何なんだろうと考えてみたりしているのです。

 

それぞれ絆を描きたい、と思われるほどのシンメがいるのにもかかわらず、デビュー当初、ふたりでセンターに立っていたこたしげ。

もうこれはおたくの憶測にすぎないけれど、あのとき二人は同じ役割を担わされていたと思うし、それを果たしたから、今のジャニーズWESTがあるのではないかなあ。

グループ内で、二人は一番おちゃらけて(盛り上げて、というのとは違う意味で)、メンバーに甘えていたように、思うのです。私がリアルタイムで彼らを見ることをしはじめたのはパリピポくらいからだから、それより前のことは、DVDや動画で見て思ったことになってしまうけれど。

重岡くんが淳太くんに、小瀧くんは桐山くんに思いっきり絡みまくっていたように見えるし、もともと重岡くんと小瀧くんのことが実は苦手だったという濱田くんにも絡みまくって、信頼しきって。ジュニア時代はライバルだったお兄ちゃん組とすっかり打ち解けて…後輩だけどセンター、という難しい立ち位置なのに、メンバーにすごく愛されているこたしげはすごいなと今でも思います。

ファンの数も多いといわれている二人は、広告塔としての役割もきっと果たして、そして今の平等な、誰がセンターになっても争いのおこらなそうなジャニーズWESTが出来上がったのだと思います。

 

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デビュー曲のこのパート、すごくかわいかったなあ。

重岡くんはセンターなのに、シンメがいるというのも、4:3の格差があって、前列が偶数人だったからこそ、だろうし。格差のなくなった今、こたしげのシンメはほとんど見ることができなくなってしまって、ちょっと寂しいです。

 

わたし、こたしげの関係性が好きなんです。

普段は好き勝手おちゃらけている重岡くんは、小瀧くん相手になると、とってもお兄ちゃんになる。二人でサイクリングして鎌倉に行ったときもそうだったし、粉もんクエストのときもそう。「小瀧、大丈夫?頑張ろう」と励ますし、はしゃいで緊張をほぐしてあげたりしようとする…そんな重岡くんは、小瀧くん相手でしか見れなくて。

 

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そして、小瀧くんは、雑誌のインタビュー等を見てると、重岡くんのことをとっても尊敬しているようで…普段甘えん坊なのに態度のおおきい(褒め言葉)(とてもかわいい)小瀧くんが素直に「一番努力家だと思う」とか「センターを張り続けてるしげはすごい」とか「裏では苦労してたのこっそり見てた」とか言うのが意外で、新鮮に感じられて。

今では、もしかしたら、シンメというよりちょっとだけライバル的な構図にも見えるこたしげちゃん。今まで不動のセンターだった重岡くんの不動感は薄れつつあって。

重岡くん自身、ポジションにはあまりこだわってなくて、センターに適任なメンバーがいるならいつだって代わるといつも発信している人なので(私はセンターにいてほしいおたくなので、死んでも譲らんみたいな言葉を一度でいいから聞いてみたい)……もしかしたら、いつかその適任なメンバーが小瀧くんになるのかな、なんて、最近ぼんやり思っています。

モデルや俳優として、個人仕事も充実しているし、グラビアでセンターにいることも多いし。けれど、小瀧くんは重岡くんのことを「ほかのグループにはいないセンターらしくないセンター、そのおかげで話のネタにもできるし、このままでいてほしい」と評価してくれている…尊すぎる、小瀧くん。こんな二人がとっても好きです。

 

こたしげちゃんは歌声の相性もよくて、歌い方も歌声も似ているわけではないのに、二人のパートはとっても甘くて、かわいくて、アイドルっぽくて大好きです。格差時代に戻ってほしいわけでは決してなくて…けど、またこたしげシンメが見たいな、という気持ちです。

 

最後に、一番すきなこたしげ画像をはります。この一枚はばっちりこたしげの関係を表しているので大好きです。

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マイペースに歩いていく小瀧くんの肩を無理矢理くんで、グループの先頭に引っ張っていく重岡くんと、仕方ないなって顔しながら、素直に従順に一緒に走りはじめる小瀧くん。一度でいいから、二人でグループを引っ張ったあの瞬間を熱く対談で語ってくれ~~!(でもこの二人なのできっと熱く語らない。笑ってはしゃいで終わっちゃう。そんなところも大好きです。)

 

 

 

 

私を励ましたアイドルソングランキング

 

 

突然の転勤が言い渡され、地元を離れ、田舎で生活をすることになってから半月が経ちました。

 

私の地元は、大都会ではないけれど、田舎ではなく、生活に不便を感じない場所です。都内のオシャレな居酒屋さんやカフェに行くこともできるし、アキバのメイド喫茶に通うこともできるし、ファッションビルで友達とショッピングすることもできる、とっても居心地の良いところでした。

対して転勤先は、電車は1時間に1本で、単線。街灯もなく、車がなければ生活できないド田舎(しかし車無しで生きてる)!家族や友達とも離れてしまうし、マジ行きたくない死にてえ。という状態でした。

 

そんな死にたい状態の私を励ましたアイドルソング3曲を、ここに発表したいと思います。

 

 

第3位   「逆転Winner」/ジャニーズWEST

 

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私が1番好きなジャニーズグループことジャニーズWESTの5枚目のシングル曲。

私は何かに負けたわけでもなければ、逆転したいわけでもないのですが、この曲を聞くと、イントロからもうめちゃくちゃ励まされます。

グループの話になってしまいますが、ジャニーズWESTさんたちは、決して負け組なわけではありません。ですが、比較的、デビュー時点で既にメンバーの平均年齢が高く、遅咲き的なイメージがあるのです。私の中では。それでも恥じることなく…というか、堂々と前を向いて、勝ってやる!というグループの勢いが私はとても好きで。

この曲を聞くと、そんなグループの勢いを感じられるから、私は励まされるのかもしれません。

 

 

第2位  METAMORISER」/バンドじゃないもん!

 

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私がこの1年間、地味に応援し続けているアイドルグループ、バンドじゃないもん!

10枚目のシングル、「METAMORISER」は、転勤が決まる前はもちろん、転勤が決まってからも、何度も何度も聞きました。バンもんの曲はどれもアイドルらしいポップさと可愛さがつまってて本当に好きなんですけど、この曲は、好きプラス励まされます。

どの歌詞も好きなのだけど、特に「立ち上がれ きっかけなんて小さくって構わんよ 勇気なんてそんなもんさ 必要だから湧いてしまう感じ」「振り向かない 弱気な時はドンデン返し狙おうぜ 元気だして跳んじゃうんだ  空がわりと近い気がするよね」が好きです。

こうやって書いちゃうのと、彼女たちが歌っている言葉として聞くのとでは全然違うのだけど。

バンもんの曲は、いつも彼女たち自身を奮い立たせているようにも聞こえて、そこも好きなんです。「はわわ 来たぜPin spot 僕たちがMain cast」という歌詞なんて、聞いた瞬間に、いつか絶対、バンもんがMステとか、音楽番組で歌ってるのが見たい!って思ったもの。

 

 

第3位  「ラッキィスペシャル」/ジャニーズWEST

 

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またまたジャニーズWESTですみません。でもこの曲は、あらゆるアイドルおたくが自分の好きなアイドルに置き換えて聞いたらめちゃくちゃ励まされる曲なのではないかと思います。

2ndアルバム「ラッキィィィィィィィ7」の1曲目に収録されている、スーパー明るいソング。この曲こそ、ジャニーズWESTとはつまりファンにとって…という問いに対しての回答なのではないかと思います。

「そんじゃみんな ノるかソるか?任せときなさい!!」「ちょっと待った 迷ったとき オレを信じろよ」「君にありったけラッキィを届けたい そのための無敵の7人、さぁいこうか!」これらだけでも、もうめちゃくちゃに励まされるのですが、特にラストの

「大空 見いや!俺たちが見えるやろ!」という部分にハッとするくらい衝撃を受けて。

アイドルは、そばにいてくれるわけではないし、直接話して励ましてくれる存在ではないけれど、その逆、考えるだけで励ましてくれる存在であり、存在してくれるだけで元気になれるんだな、と改めて気づかされました。マジほんとありがとうジャニーズWEST…!

 

以上、自己満足の「私を励ましてくれたアイドルソングランキング」を発表いたしました。色んなアイドルが大好きで、とっても楽しいです。

ここ最近、残業も増えてバタバタしてしまい、あまりツイッターもつぶやくことができずにいたのですが、久しぶりにツイートをしたら、文章を発信することって楽しい!と再確認したので、また色々ツイートしていきたいと思います!

 

 

 

 

推しがプロレスにはまった話

 

 

私の一番大好きな推しアイドルは、SKE48松井珠理奈ちゃんです。

 

珠理奈ちゃんは、気が強そうとか、性格が悪そうとか言われてしまうことが多いような気がします。確かに中学生のころの珠理奈ちゃんはかなり気の強い発言が多くて、バラエティに出演しているときの印象はよくなかったように私も感じていたけれど(でも好きだった)、高校生になったくらいからはどんどん穏やかになって、それからずっと私にとっては女神のように優しい天使様です。

アイドルっぽくないといわれることも多いけれど、私からしたら、こんなにアイドルらしいアイドルいる?!と思うくらいには、めちゃくちゃにアイドルです。

(表向きに)ファンのことを悪く言わない、運営のことを悪く言わない、アンチにたてつかない。これって48グループの中ではかなり珍しいと思うんです。いつも笑顔で、楽しいツイートばかりだし(いつも笑顔、になったのはつい最近になってからのような気もするけれど)。珠理奈ちゃんを応援していると、珠理奈ちゃんは太陽のようだし向日葵のようだなあって思います。それなのに、本人は実は太陽が苦手だってところも最高に推せます…。

 

私は松井珠理奈ちゃんが大好きです。

そんな珠理奈ちゃんが、「豆腐プロレス」というドラマに出演したことをきっかけに、突然プロレスにはまりました。

 

初めて趣味ができてうれしい!ととっても嬉しそうな珠理奈ちゃんは、ファンもびっくりするくらいのスピードでプロレスにはまっていき、珠理奈ちゃんのツイートの8割、いや9割(体感)はプロレスに関することに変わっていきました。

 

珠理奈ちゃんがプロレスと出会って初めての総選挙。

順位は3位と、昨年と同じ順位でしたが、珠理奈ちゃんのスピーチは、昨年とは比べられないくらい良いもので、「大好きだし感動するけど、正直毎年同じこと言ってるやん…」と実は思っていた私もすごく嬉しかったのを覚えています。

最近、珠理奈ちゃんは前向きになった気がします。

 

プロレスファンの方に受け入れられたり、たまに叩かれたりもしているようだけど、珠理奈ちゃんがプロレスに出会ってよかったと心の底から思っています。

 

 

一方、私はプロレスというか、格闘技がとても苦手です。

嫌いなのではなく、苦手なのです。小さな頃から、プロレスやボクシング等の格闘技を見るのが苦手で、忍者や時代劇のチャンバラシーンを見るのも苦手でした。

 

推しが愛しているものを一緒に楽しめない寂しさ。

だけでなく、推しが言っていることがよく分からない寂しさを味わう最近です。

珠理奈ちゃんから出てくる人の名前が誰だか分からず、毎回調べたり、珠理奈ちゃんの話すネタが何ネタか分からず、リプ欄を見て理解しようとしたり…。

恋人が自分の知らないことに盛り上がって、楽しそうにしている姿を見ている感覚に似ています。珠理奈ちゃんが遠くにいってしまったようで寂しいのです。

そう思うならちゃんと勉強すればいいだろと思われそうですね。分かっています、寂しいと思うのは自業自得なのです。

 

しかも、太陽が苦手だった珠理奈ちゃんが太陽が平気になったのもプロレスのお陰だそうなので、もうプロレスには頭があがりません。プロレスってすごすぎない?

最早、プロレスに嫉妬しているのかもしれません。

 

それでも、プロレスにはまっている珠理奈ちゃんは今まで以上にキラキラしているので、これからもプロレスには珠理奈ちゃんのそばにいてほしいのです。

推しが幸せそうな姿を見るのが幸せ。ちょっとくらい寂しくても大丈夫…と言い聞かせながら、おたくはこれからも珠理奈ちゃんを応援し続けます。

 

 

 

 

 

 

 

アイドルの夜明け記念日



AKB48の劇場公演に「アイドルの夜明け」というタイトルの公演があります。


個人的に、アイドルの夜明け、というと、無名だったアイドルたちがようやく日の目を見る……といったようなイメージがありました。(ちなみに、今1番夜が明けてほしいアイドルは、バンドじゃないもん!です)


なのですが、先日、私はあるアイドルの夜明けに立ち会ってしまいました。それは日の目を見るとかそういう意味ではなく、ただ、アイドルとファンが同じ時に、まさに、「夜が明けた」のです。



前回の記事にもseventeenのウォヌくんが出てきたので、私の一推しはウォヌくんなのではないかと思われそうですが、実はジスくんです。

という話はどうでもよくて、今回もウォヌくんのお話です。


私がウォヌくんを好きになったのは、去年末なので、当時のことを語る資格はないと思うのですが、ふんわりと語らせていただくと。

去年の夏、ウォヌくんは急性胃炎という理由で活動を休止し、しばらくしてから復帰しました。ですが、復帰後も、他のメンバーのように振る舞うこと、笑うことができず、一部のファンに叩かれたり、とっても心配されてた……というのを、コンサートの映像を見たり、ツイッター検索をしたりして知りました。


急性胃炎から体力が落ちてお休み。という表向きの理由を理解はしつつも、戻ってきたウォヌくんを見て、それだけではないよね?大丈夫じゃないよね?と心配するファンの方々。

こういう状況って、きっと、アイドルオタクであれば、経験があるのではないかと思います。

推しが体調不良って言ってるけど、本当に体調不良だけか?それだけじゃないよね?って心配してしまう気持ち。(私はめちゃくちゃ経験あります。なぜなら私の推し松井珠理奈ちゃんだからです。)


ウォヌくんの場合、復帰後の様子を態度が悪いとか、プロ意識が低いとか、終いには反日じゃないかとかめちゃくちゃ叩かれて、ファンだけど、ウォヌくんのこと好きだけど、なんでなのってモヤモヤしてしまったファンの方もいて。

今年の夏は笑顔のウォヌくんが見れてよかった。元気になったんだね?って、それで終わりじゃないですか、普通は。


推しが笑顔になったから、で終わり。でもそれじゃ去年のモヤモヤはモヤモヤのまま。本当に急性胃炎だけが理由なのか……って。

ファンには、それ以上のことを知ることはできないじゃないですか。本人が語らない限り。



ですが2017年8月20日。

とあるインタビューで、ウォヌくんは去年の夏のことをこんな笑顔で振り返っていました。


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「今考えてみると、何で苦しんでいたんだろう」


そしてこの映像を見たファンの方々が、やっと去年の夏からの戦いが完結したんだ、そうやってあの時のことを話せるようになってよかったってとっても喜んでいて。ウォヌくんの夜が本当に明けたんだと思いました。

そして、正直あのころのウォヌくんを見ていて、どうして?って思ってしまってたことに後ろめたさもあったけど、これでようやく前を向ける、というツイートを見て、ああ、ファンの方の夜も明けたんだなって思ったんです。


アイドル自身の言葉で夜が明けるって、最高じゃないですか?そしてそれは滅多にないことでもあります。

周りの大人から止められてるのか、振り返るほど乗り越えられてないのか、そういう時のことを自ら語るアイドルってなかなかいないですよね。

でも、ウォヌくんはこんなに笑顔で振り返ってて。泣きながら振り返ったのではなかったことも、ファンの方々を救ったんじゃないかなあ。


そして、当時、急性胃炎だけじゃないよね?とファンが心配してたことを、本人の口から認めてもらえたことって、これもファンにとっては大きなこと、ですよね。

ファンの勝手な妄想、が、そうではなくなるって、すごく大きなことだと私は思いました。

私自身、当時の映像を見ながら、体調不良だけじゃないよね〜?と思っていたので、それをなんとなく本人の口から肯定してもらえたのは、嬉しかったです。嬉しかったという表現はおかしいけれど。


私はこの日をアイドルの夜明け記念日と名付けました。こんな瞬間を見れるなんて、アイドルオタクやっててよかった〜〜〜!って心の底から思いました。未だにニヤニヤします。



そして、私は松井珠理奈ちゃんのオタクなので、あの時期のことを珠理奈ちゃんがいつか、珠理奈ちゃんの言葉で振り返ってくれることを本当に、本当〜に待ち望んでます。でも、振り返らない気がするけど。いつか教えてくれたら、オタクはとっても嬉しいです。




ぱるるとウォヌくん

 

 

ぱるるがまだAKB48のメンバーだったとき、私はぱるるのことがとっても苦手でした。

顔はかわいいと思うのに、なぜかずっと苦手で、好きになれなくて。

 

彼女がAKB48を卒業してから、AKB48にいるときのぱるるは、全然楽しそうじゃなかったから苦手だったんだと気が付きました。

 

塩対応、という新しいジャンルを生み出したぱるる。でも、私が感じていたのは、どちらかというと「無気力」さ。

いつもつまらなそうで、不機嫌そうで、楽しくなさそうで、不安そうで、気力がなさそうに見えていました。

でも、ぱるるは人気があって、センターにも抜擢されたりして。ぱるる推しの方々ってどういう気持ちでぱるるを応援しているんだろうってずーっと不思議で仕方なかった。

 

最近になって、ようやくそれが分かりました。

韓国のアイドルグループ、SEVENTEENを好きになって、ウォヌくんと出会いました。

ウォヌくんは、去年の6月頃に一度体調を崩して、お仕事をしばらくお休みして、グループに戻ってきました。私がSEVENTEENとウォヌくんを好きになったのは、彼がグループに戻ったあとなのですが。

 

復帰直後のコンサートの映像を見ると、ウォヌくん、全く笑わないし、楽しそうじゃないし、不安そうで、不機嫌そうで。笑顔満開のメンバーの中にまざって、よくお前そこにいるな?!ってレベルで顔が死んでいました。

私はその映像を見た瞬間にぱるるのことを思い出しました。その彼の無気力さが、ぱるるにとっても重なったからです。

 

ウォヌくんを応援しているひとたちは、どんな気持ちで復帰直後の彼のことを見てたんだろう。私はマジで気持ち悪いおたくなので、すぐにツイッター検索をかけ、死ぬほどさかのぼりました(ちなみによくやる)。

私が見つけたウォヌくんのファンの方々は、みなさん、ウォヌくんがステージに戻ってきてくれたことを本当に喜んでいました。また彼のパフォーマンスが見れて、声がきけて嬉しいと。そして、一瞬でも彼が笑えば、それも嬉しいのだとツイートしていました。

一方で、SEVENTEENは好きだけれど、ウォヌくんのことは好きじゃないという方ももちろんいて、アイドルという仕事をしているのだから、ステージの上ではちゃんと笑っていてほしい、意識が低い、等のツイートも多くみられ、ぱるるに対して私が思っていたことがそのまま書いてあるやん…と驚愕しました。

 

でも、あるウォヌくんファンの方のツイートが印象的で。

確かに彼のことをアイドルらしくないと思う人もいるだろう。けど、そんなアイドルらしくない彼がアイドルをしてくれていることが嬉しいし、彼が一瞬でも笑えば私は嬉しくて幸せな気持ちになる。これってものすごいアイドル力なのでは?

もっと冗談混じりな文章でしたが、たしかこんな感じの内容だったような。

 

復帰から約一年たち、去年とは比べられないくらい笑顔を見せてくれているウォヌくんを見ていると、ファン歴の浅い私ですらとっても幸せな気持ちになります。

事務所の大人やグループのメンバーはもちろんだけれど、彼を愛するファンにたくさん守られて、ゆっくりと、ウォヌくんは自分の居場所に戻ってきたんだなあと感じました。

 

と、考えると、私は突然ぱるるのことが愛しく思えてしまって。

表現はおかしいけれど、突然ぱるるのすべてを許せたような気がしました。(めっちゃ上から目線ですみません)

 

笑顔でないからダメだとか、やる気がなさそうに見えるからダメだとか、そうではなくて、そういう彼女のことを愛せる人が、ちゃんとこの世に存在して、そういう方々が彼女のことを愛して、守っていくんだと。だから彼女はアイドルなんだと思えたのです。

 

そう気が付いた時には、もうぱるるAKB48を卒業していたけれど。

もっとはやくウォヌくんに出会っていれば、もっとはやくぱるるを好きになれたのかなと思いました。

 

数日前、ぱるるが、二年前は心と体が元気でなかったというようなことをツイートしていて、やっぱりそうだったんだととってもしっくりきました。

う~ん、ぱるるとウォヌくんには対談してほしいくらい!無気力アイドル、かわいいじゃんと思うくらいにはなってしまいました。

 

ぱるるとウォヌくんは、似合う景色も似てると思う。

二人とも、夜の繁華街が似合うと思う。夜の中華街とか、歌舞伎町とか。

夜のイルミネーションのような、白や青っぽい光でなく、月光とも違う、もっと俗っぽい、お店の看板のような、オレンジや黄色の光が、とっても似合うと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

20-Tw/Nty-

 

 

Sexy Zone佐藤勝利くんと菊池風磨くんが歌う「20-Tw/Nty-」がとても好きです。

歌自体も好きだけれど、少クラで2人が披露したパフォーマンスがとっても好きで、初めて見たときは本当に衝撃を受けて。今でもよく、見ています。

 

 

20歳の誕生日を迎えるくらいのときに、勝利くんがお父様を亡くされて、間もないうちに、その実体験を取り入れた舞台に立ったことを思い出します。そのことを知ったときは、お父様を失ったばかりの勝利くんに「そのことを舞台にとりいれないか?」と打診した周囲の神経を疑いました。そして、そのことがテレビでも連日とりあげられて、テレビにうつる、勝利くんが泣きながら演技する姿に、すごく、戸惑いました。

アイドルの本当の性格は分からないし、ファンに見えている姿は本当にわずかな部分なのだろうけれど、それでも、アイドルって自分の人生を切り売りするお仕事なんだなあと改めて感じさせられたというか。

 

私は勝利くんの顔が好きです。顔面人間国宝といわれても、ほとんどの人が(誰しもとは言わないおたく)納得させられてしまうような、あの美しい顔が好きです。

それをきっかけに、Sexy ZoneのDVDを見たり、動画を見たりして、感じたことは、勝利くんは精神的に強いアイドルなんだなあということでした。

強がりというか、かっこつけというか。

あんなに子犬のようにかわいらしい顔をしているのに、とても男の子っぽい性格で、あまり弱い部分を見せたくないこなのかなと思っています。

 

あるDVDで、松島くんに、「勝利にしかセンターとしての苦悩は分からないから」的な内容で話を振られたのに対して、「うんそうかもしれないね」とだけ返した勝利くんにとてもびっくりしたんです。そこはセンターとしての苦悩を話せよ!、せっかく話を振った松島くんに申し訳ないと思わないのかと思って(笑)

私ははじめ、女の子のアイドルばかりを見ていたから、アイドルが自分の苦労したことや悲しかったことをファンと共有することが普通のことだと思っていたけれど、勝利くんはそうではないんだなと、何かを見るたびに感じるんです。

 

そんな勝利くんが、風磨くんと一緒に「20-Tw/Nty-」を披露しているとき、途中で泣きだしてしまったこと、本当に本当に驚きました。

何度も曲中、勝利くんの肩を抱いたり、引き寄せたり、頭を撫でたりする風磨くんに対して、勝利くんは一度も風磨くんの方を見ない。意地でも振り向かないし、むしろ風磨くんから離れようとする…そんなところは、すごく勝利くんっぽくて、ああ強がりだなあと思ったのですけど。

パフォーマンスが終わったあと、涙の止まらない勝利くんの肩を抱いて、ステージをはけながら、「(多分、勝利くんの20歳の誕生日のこと)おめでたいでしょ、みんなー」と笑顔で客席を見る風磨くんに惚れました。

 

私、ずっと風磨くん苦手だったのですけど、この映像を見て、素敵な人なんだなあと手のひらを返しました(笑)

 

勝利くんの20歳の誕生日にあわせてのパフォーマンスだったと思うのですけど。

披露前、何度も、「勝利のお父さんお母さんも…」と強調していた風磨くん。そのパフォーマンスを見ていて浮かんでくるのは、決して、勝利くん20歳のお誕生日おめでとうという言葉でなくて、やっぱり勝利くんのお父様のことでした。

パフォーマンスの後、うつった客席のファンの方々が涙していたのも、きっと同じように感じたからなのではないかな。

 

と思うと、これはやっぱりとっても不思議なことで、ここでも、改めて、アイドルは人生を切り売りして、半分くらいはともに歩ませてくれていると感じたのです。

勝利くんのお父様のことは存じ上げないけれど、でもお父様が亡くなったという勝利くんを主観とした事実は、勝利くんのファンである私たちにまで重たくのしかかってきて。パフォーマンスをしている2人をみてそのことを思い浮かべるなんて。

ファン目線で考えると、アイドルってこういうものなんだなあと思えるけれど、アイドル目線で考えると…どういう感覚なんだろう。

 

 

色々書きましたが、「20-Tw/Nty-」は、ここ最近で一番私が、アイドルとは?と衝撃を受けた映像なのだということをここに書き残しておきます。

 

 

 

はじめまして

 

 

突然、ブログが書きたいと思いました。

 

ブログというか、まずは文章が書きたいと思ったのだけれど、じゃあ、とひらめいたのがブログでした。ツイッターでは短く感じられて。

だからといって、文章を書くのが上手なわけではありませんが、文章を書くのはとても好きで。だけど一度はじめてしまったらなかなかやめられないし、どうしようかな?と考えに考えて。

ジャニオタ御用達(と思っている)のはてなブログを初めて見ました。

 

 

私はアイドルが好きです。

はじめは日本の女の子のアイドルにしか興味がなかったのに、最近は男の子のアイドルも、韓国人のアイドルも応援しています。

 

もともと二次元のおたくをしていたので、アイドルを好きになって、思ったことは、

「生きている人を応援すると、毎日のように新しい情報が入ってくる!すごい!」

ということでした。

二次元のキャラクターは、漫画家さんが何かお話を書かなければ、キャラクターの情報は入ってこないけれど、アイドルは生きてるので、しかも最近はSNSの更新なんかもしてくれてしまうので、どんどんどんどん新しい情報が入ってくるわけです。

すごく当り前なことなのに、すごく幸せで、それが楽しいって思いました。

 

それから、もう何年もアイドルを好きでい続けています。

そして、好きなアイドルが増えるほど、人生は楽しくなると気が付きました。

 

こんな、アイドルへの気持ちなんかを、ここに残していきたいなと思います。

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。