初めて僕は息をする

2018年のアイドル総括

 

あっという間に、今年が終わろうとしています。はやかった2018年!今年も私の1年はアイドルとの思い出がたくさん、でした。

 

2018年1月、私はまだ転勤先にいて、田んぼに囲まれた田舎で生活していました。目の前の景色は空と山。信じられないほど空が広く見えて、感動したのを覚えています。

高層ビルなんてない世界で、乃木坂46の「今、話したい誰かがいる」「君の名は希望」「逃げ水」、ジャニーズWESTの「unlimited」「覚悟しろよ Summer」を聞きまくって毎日を過ごしていました。あっという間の1年だった、というくせに、もうずっと前のことに思える。

 

「unlimited」、ジャニーズWESTさんが歌うのが意外と思ったくらい、王道のアイドルソングで。アニメに出てくるような、絵に描いたような、これが正解だろ!と言いたくなるような正統派の歌詞で、大好きです。メロディも明るくて好き。パフォーマンスも好きでした。

 

春になる前に私は転勤先から地元に戻ってきて、少し経った5月。バンドじゃないもん!の「BORN TO BE IDOL」が発売されました。

バンもんの曲はいつも明るくてハッピーですごく好きなんですが、この曲もハマってしまった。ちょうどこの時期、転勤から戻ってきてすぐに私は部署異動して(異動ばっかりじゃねえか)仕事内容も変わりバタバタしていましたが、その事実よりもこの曲にどハマりしていた事実のほうが印象に残ってるくらいにハマったなあ〜。

珠理奈ちゃん、佐江ちゃん、柴田阿弥ちゃん、ちゅり……みたいなメンバーに歌ってほしいなあと思う曲。「同じ夜なんて二度と来ない 'cause born to be idol」!

 

そしてそしてそして6月。

珠理奈ちゃん世界選抜総選挙第1位おめでとう!!!!

 

テレビの前で見守りながら、1位が珠理奈ちゃんだと分かったとき、ものすごく嬉しかったし、相変わらずスピーチ暴走してわけわかんねえなって笑っていたのですが、待っていた世界は優しくなかった。

たしかにあの時の珠理奈ちゃんはテレビ越しでも分かるくらい、いつもと違って見えたけれど……総選挙が終わってから、珠理奈ちゃんは休養を発表してしまいました。

 

数年前から目指していた念願の1位。3位でも悔しいと叫ぶのは、簡単なことではなかったと思う。

人と比べることは言いたくないけれど、おそらく出馬していたメンバーの誰より1位になりたいと強く願い続けて発信し続けていたのが珠理奈ちゃんだったと思う。そんな珠理奈ちゃんが、1位になったのに音楽番組にいない、MVにいない、CDに声が入ってない…という状況に、私は心がしおれて、かなり凹みました。

楽しみにしていた「珠理奈ちゃんお祝いの日々」が本人不在のまま過ぎていくこと、もう取り戻せないことが寂しくて。

 

そして、私の周りの「AKBに興味ない人たち」の珠理奈ちゃんに対する反応が変わったことにも凹んで。私の知ってる、信じてる珠理奈ちゃんはそんなではないのにって悔しくて。

 

そんな落ち込んでいた私を元気付けてくれたのは、関西ジャニーズJr.でした!

きっかけは向井康二くんの存在。WESTのことを知るために動画を漁っていた頃に出会い、どの動画を見てもすごく明るく頑張ってて、関ジュにハマる前から私の中の「よく知らないけど幸せになってほしいJr.ランキング1位」でした。

キンプリがデビューして、平野くんここにいるけど康二くんはどうなったんや?と気になって調べたところから。その境遇に「かわいそう」と思わざるを得なかったその認識を覆すかのようなパワフルさと意外な色気にノックアウトされ、気が付けば関ジュ全体にはまってしまいました。顔小さっ足長いって見るたび思うよ康二くん〜!おちゃらけキャラなのに、幸薄顔というか、口角が上がった顔つきでないところもかわいい。

林真鳥くんも好きになりました。AKBと同じ感覚でみてしまったら、ありえないほど干されてる入所歴最長のお兄さんは、これまた底抜けに明るくポジティブに見せるのが上手で、いつもにこっと笑顔のイメージなのが可愛くて惚れました。真鳥くんは振り付けもする人で、「チャンスなんてもうどこにもねえって諦めてるやつには二度と来ねえ」というパートで、ピースする振り付けを作るセンスにもやられました。逆境も、誰より笑顔でピースに乗り切ってやるマインドを持ってそうに見えるからなおさら…。

浜中文一くんのことも好きになってしまったので、今度「スケリグ」見に行ってきます!!

 

と、関ジュ楽しい〜!となっていた頃。私生活では、なんとまたまた部署異動を言い渡された頃。笑

 

珠理奈ちゃんのセンチメンタル・トレインを初めて見ることができました。

 

どうしてもセントレを音楽番組で披露する、ブルーの衣装を着てポニーテールで踊る珠理奈ちゃんを見なければ私の気は静まらないぞ。と諦めきれないでいた頃、に、戻ってきてくれました!私の願いを叶えるためかのように。笑

ファンを想ってくれたのかな、と思うタイミングで、嬉しくてたまらなかったです。

 

そこからはまだ休み休み、たくさんのSKEのメンバーに助けられながら、私たちの前にいてくれています。メンバーに助けられる珠理奈ちゃんは、これまでなら見られなかった!新鮮だし、見てみたかった光景でもあり、嬉しいです。素直に頼ろうとする珠理奈ちゃんは、やっぱり変わったんだなあと思うし。

そして、ドキュメンタリー映画も見て、たとえ伝え方が間違ったとしても、彼女の考え方は間違ってないと思えてよかった。珠理奈ちゃん自身も「後悔してない」と言ってくれてよかった。むしろ、まだまだ若いのに、自分が行うことで後輩が実体験せざるを得ない状況にして、正しい方向へ導く姿がかっこよすぎて、さらに好きになっちゃいました。(身につけさせるためには実体験を…という考え方は私が恐れてた上司と同じ考え方で、さ、さすがだなあ!って震えました。笑)

 

珠理奈ちゃんは数年前にも入院して休養しているから、また戻ってきてくれるか、すごく不安だった。不安になればなるほど、絶対辞めないでほしいと言う気持ちにもなって。だけどなにより、ご本人にとって幸せな道を選んでほしいと、もちろん思うし。

戻ってきた珠理奈ちゃんの表情は、総選挙前よりも随分穏やかに見えたかなあ。そんな表情で戻ってきてくれたことが、すごく嬉しかったです。

 

と、珠理奈モンペとして暴れる心が落ち着きだした10月、関ジュに新しいユニットが発足しました。

それまでキンカンの活動を経て関ジュのメインの4人として活動していた康二くんの名前はそこにはなくて。新規のくせにどうした?!ってほど落ち込みました。新規の私には、康二くんが関ジュのネクストデビュー有力候補、むしろ最前線に見えていたので、まさかユニットに選ばれないことがある?!とびっくりして。

 

そしてそれまで一緒にいたメンバーが、新しいユニットでの目標とか次々に出来ていく新しい思い出を口にするたび、すごくすごく寂しくて。ユニットが活躍すればするほど、距離が離れたように思えて不安になるし。ユニットに選ばれたメンバーもみんな好きなのにって悲しくて謎に泣いたり。

だけど、康二くんは優しかった。

康二くんの優しさは、素直さで、仲間を思う気持ちで、仲間を守る強さで、自分が損することも厭わないピュアさだと思います。自分に対する発言で叩かれた仲間を「僕はその言葉も嬉しかった」と庇える優しさ、「自分は選ばれなかったけれど、だからってユニットのことを悪く言うのはやめて」と言葉にできる強さ。

この優しさが正しいでしょ、と言いたいわけでなく、ただ「私もそう思えるようになりたいなあ」と心が洗われました。優しすぎて心配になる、どっかで損するんじゃないかって。

 

それから約2ヶ月経った今。

珠理奈ちゃんはまだ完全復活はしていないけど、笑顔の写真がどんどん増えて、相変わらずの美少女っぷりに幸せになっています。私の今年最後の願いは、紅白歌合戦でセントレを披露してほしい!!

珠理奈ちゃんセンターの生放送パフォーマンスが、もう一度見たい♡

 

関ジュはまだまだ知らないことがたくさんで、毎日新しいことを発見して楽しいです。

康二くんの優しさに触れて、寂しいって気持ちはもちろん消えてないけど、私なりに前向きになろうとしていて、「デビューする前に康二くんに出会えてよかった」「シンメの退所、平野くんの東京引き抜き、まさかのユニット漏れ。ドラマチックすぎてデビューしてからのインタビューが楽しみすぎる」と考えるようにしています。うん。るたこじが関わることの増えた真鳥くん以外のfunkyのみんなのことも、もちろんなにわ男子のことも、もっと知りたい〜って、まだまだ新規を楽しんでおります。

(このブログを更新した今日!なにわ男子がNHKの歌番組に出演しました〜めでたい。はっすんの歌の任され具合がかっこよすぎてひれ伏しました。みんなお顔がかっこいいしかわいかった…。)

 

今年は部署異動もたくさん経験して、色々変化についていかなくてはならない状況が多くて。思い描いていた未来と違う方向に進んでいくから、不安になったり、結局、今が一番かも、と思ったり。

そんなことを考えていたから、よりアイドルを励みに生きていたような気がします。その一方で、感情移入しすぎて落ち込んだりもして、でもそれもなんか良いな、なんて思ってます。

忘れそうだから、はやめに書いた一年総括。紅白とジャニーズカウントダウン、年明けのスケリグを励みに2018年最後まで頑張ります!

 

来年も私が、私の推しアイドルが、推してないアイドルも!みんな幸せになりますように。