初めて僕は息をする

そういうこと!そういうことだから!

 

山本亮太くんを応援しはじめたのは、2019年の春。舞闘冠の動画を見るのが好きで、ひとりだけかわいい系のお顔で、幼く見えた山本亮太くんがとても気になっていた。康二くんがSnow Manに加入してから、山本亮太くんがいまは宇宙Sixとして活動していることを初めて知った。改めて、あまりの顔のかわいさに衝撃を受けた。そして、「のべつまくなし」を見に行きたい!という思いに駆られ、ローソンでチケットを速攻発行し、池袋に見にいくのだった。

 

私が初めてファンレターを書いたのは山本亮太くんで、基本的に「茶の間オタク」なことが多かった私を、現場に行くように変えてくれたのも山本亮太くん。気がつけば、山本亮太くんのことを「りょちゃん」と呼んでいた。

 

のべつまくなし、桃山ビート・トライブ、HEY!ポールなどなど。コロナウイルスが流行するまでは、りょちゃんが出演した全ての舞台を見に行った。

原ちゃんと2人で主演をした桃山ビート・トライブでは、出演者のお見送りタイムがあって、生りょちゃんを間近で見ることができた。緊張して、応援してます。としか言えなかった私に「ありがとう」と笑顔で返してくれた。

間近で見たりょちゃんは「星のカービィ」みたいにかわいかった。

 

舞台に立つりょちゃんはすごく魅力的だったけど、私はりょちゃんの紡ぐ言葉も大好きだった。こんなにも「言葉にする強さを持ったアイドル」に初めて出会った。

その言葉は決して無責任じゃなく、俺が責任をとるという気持ちも伝わってきていた。だから尚更好きだった。

 

目黒くんがSnow Manに加入し、宇宙Sixを脱退するまでの流れは、事務所に対して不信感を抱くほど、見ていて辛かった。本人たちの気持ちを思うと苦しくて仕方なかった。

どうして、こんなに頑張ってるのに。つなぎ止めようとりょちゃんがもがいていたのを見ていたから、ついネガティブな言葉が出そうになった。でも、りょちゃんのブログを見るといつもいつもいつも、

宇宙Sixを素直に応援してほしい。それ以外はいらない」「悩んだときは亮ちゃんの笑顔を思い出せば解決!俺らも言ったからにはやる」「宇宙Sixなめんな!」「目黒、だいすきだーーー♡」

 

いつだって、不安になるな!ざわつくな!俺がなんとかするから悲しまずに待ってろ!と言ってくれていた。

その言葉を証明するように、目黒くんをISLAND TVの企画に巻き込んだ。たくさん企画を考えて、常に宇宙Sixを発信してくれた。

どうしたらこんなに企画を思いつくの?と思うほど、色んなことを考えてくれた。企画をしては、巻き込んだメンバーに「邪魔してごめんね」なんて言ったりしていた。

目黒くんだけでなく林くんも出演舞台のステージに上げて、「俺のキャラならいけるかと思ってお願いした」と言ってくれた。

 

誰も傷つけずに言葉を発し、実現していくりょちゃんが本当に大好き!と思った。

 

りょちゃんの言葉使いが悪いところと強引なところも好きだった。中京テレビの深夜番組に出演することになったとき、「見れない人は名古屋まで行って見ろってかんじ!」と言ったのが忘れられない。

なのに動きや仕草はすごくかわいくて。桃山ビート・トライブでお辞儀をして舞台から捌けるときに、原ちゃんと目線を合わせて首を傾げてたりょちゃん。そのときに客席が「かわいい…!」とザワザワしてたの。とにかく舞台のカーテンコールで見るりょちゃんはいつも愛くるしかった。共演者の方の中でも愛されてるんだな、輪の中心にいるんだなと感じる瞬間がたくさんあった。

 

けれど、今の状況に満足してないんだと感じることもたくさんあった。雑誌のインタビューで、舞台のお仕事もありがたいけれど、宇宙Sixとして宇宙Sixで仕事がしたいと何度か言っていた。

宇宙Sixとしてライブをやりたい、宇宙Sixをなめんな!といつも言ってくれていたけれど、舞台の仕事でスケジュールが埋まっていって、ライブをやれる予定も全くないんだろうなと思っていた。

りょちゃんがなにかのパンフレットで「諦めが肝心って分かってる」みたいなことを書いていて、確実な言葉が思い出せないのだけど、たしかこんなことを書いていて。いつもあんなにも力強い言葉をくれるりょちゃんも、表に出さないだけでしんどいんだ、とハッとした。

 

宇宙Sixが大好きで、メンバーが大好きで、宇宙Sixのためにいつもいつもいつも動いてくれていたりょちゃん。ファンの不安を拭おうとしてくれたりょちゃん。

ありがとう、今までありがとう。

 

そんなりょちゃんがグループを抜けて、宇宙Sixが3人になってしまったことが悔しい。グループに迷惑をかけたやつ、と思われてしまうことが悔しい。

いつもファンを明るい道に引き戻してくれたりょちゃんを、誰か救ってあげてほしいです。叩かれそうになる仲間をいつも庇ってくれていたりょちゃんを。

そしてまたいつかどこかで、りょちゃんのパフォーマンスが見たい。りょちゃんの望むお仕事をしてる姿が見たい。

 

来年、主演が決まっていたYouTuberりょちゃんを見たかったよ。突然いなくなっちゃったから、なんにも保存できなくて、頭の中で必死に記憶を再生するだけ。

そしてもうりょちゃんに何かを伝えることもできなくて、りょちゃんの気持ちを知る術もなくて。もどかしいです。

 

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一緒に色んな舞台を見にいったアクスタ。これからも。

思い出は消えないから、りょちゃんが伝えてくれた言葉を忘れないし、りょちゃんもどうか楽しく強く生きてほしい。ファンになったのは最近なのに、たっくさんの素敵な舞台を見せてくれてありがとうございました。

 

りょちゃんの口癖で一番好きなものをタイトルにしました。そういうこと!そういうことだから!!

全ては今であり結果、とも言っていた。それでも私も誰もりょちゃんのことを嫌いになんてなれないよ。